093-371-2015
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    〒800-0054 福岡県北九州市門司区社ノ木1-15-7

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脂質異常症

脂質異常症とは

脂質異常症とは、血液中のコレステロール、特にLDLコレステロールや中性脂肪が過剰になっている状態のことを言います。
そのままにしておくと動脈硬化を引き起こし日本人の死因の上位を占める脳卒中や心筋梗塞といった死に至る病気の原因となってしまいます。
コレステロールや中性脂肪は、体内の細胞を構成したりホルモンの材料になるなど、人間が生きていくうえで重要な役割を担っています。
ただし増えすぎるとからだのバランスが壊れ、さまざまな悪影響を及ぼします。

原因は?

親や兄弟姉妹が脂質異常症の場合は、遺伝的に脂質異常症になりやすい素質をもっています。
しかし、そのような体質的な素質だけで脂質異常症になるのではありません。
肥満、運動不足、食べすぎ、飲酒など長い間の生活習慣の乱れが大きな誘因となり発症します。

脂質異常症の怖さについて

コレステロールや中性脂肪が多い状態が長く続くと、それが血管につくことで、血管はもろく硬くなり、つまりやすくなります。これが動脈硬化です。
動脈硬化は脳出血、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、腎不全といった、生命にかかわる重大な合併症をひき起こします。

当院での検査について

脂質異常症は、しっかりとした長期的な管理がもっとも大切です。
1~2ヵ月に一度は必ず病院を受診し、検査を受けていただくことをお勧めします。

尿検査

LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪、尿素窒素、クレアチニン、AST、ALT、γ-GTP、尿酸などを測定します。

心電図検査

動脈硬化が進展すると心臓疾患を発症しやすくなります。3~6ヵ月に一度検査します。

腹部超音波検査

脂質異常症では脂肪肝を併発することが多いため、腹部超音波検査を半年~1年間に一度実施します。

当院での治療について

コレステロールや中性脂肪が少なすぎると、肝臓や脳、血管などに栄養がいかなくなり、からだのさまざまな箇所で障害がでてきます。
多すぎず、少なすぎず、コレステロール値と中性脂肪値を調節することが大切です。

食事療法

脂質異常症の治療の基本です。
一般的に、糖分やアルコール、コレステロールや動物性脂肪の多い食品をひかえ、食物繊維をたくさんとるように指導します。
ただし適切な食事の内容はお一人お一人で異なりますので、自己判断は危険です。
当院では診察と検査結果から医師が判断し、患者さんに指導します。
また栄養士が医師の指示のもと患者さんをサポートしています。

運動療法

食事療法とならんで脂質異常症の治療の基本です。
適切な運動の内容はお一人お一人で異なりますので、自己判断は危険です。
当院では診察と検査結果から医師が判断し、患者さんに指導します。

薬物療法

食事療法・運動療法で脂質異常症が改善できない場合には、薬物療法も必要です。
現在、脂質異常症の治療に使われている薬は効果があります。
しかしいくら効果のある薬でも、薬をやめてしまうともとの状態に戻ってしまいますので、自己判断で勝手にやめてはいけません。
食事療法・運動療法や生活全般での改善により、病気の状態がよくなっているようであれば、お薬の量を減らしたり、中止する場合もあります。
医師と相談の上、継続的な治療を行って下さい。

脂質異常症(旧高脂血症)の診断基準(空腹時採血)

高LDLコレステロール血症 LDLコレステロール(LDL-C) ≧140mg/dl
低HDLコレステロール血症 HDLコレステロール(HDL-C) <40mg/dl
高中性脂肪血症 トリグリセリド(TG) ≧150mg/dl

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